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★CLの予備戦とリーグ戦で過密スケジュールだった2002年10月。クーペル監督は、後半、若手のパスクアーレと交替させる作戦で、なんとか「腰痛ココ」をもたさせようとしました。
★10月19日のイタリアダービーは思い出に残るものになりました。ココは「代表合宿離脱はズル休みか」と言われるほど元気に動き回り、猛スピードで左サイドを駆け上がってテュラムをひょいとかわしてクロスを入れたプレーで、スタジアムを湧かしました。ところが、0-0で迎えた終了間際、自陣ゴール前でカモラネージと接触してPKを招き、それをデル・ピエーロに決められて痛恨の1失点。これでおしまいかと思われたロスタイム。今度はなんとコーナーキックのチャンスに敵ゴール前まで上がってきていたトルドが押し込んで1-1のドローに(最初はトルドのゴールと言われましたが、あとでビエリに訂正されました)。まるで、インテルが勝ったかのような大騒ぎ〜。ココは、なんとか戦犯にならずにすみました。
★そのうち、「腰痛ココ」の途中交替要員だったパスクアーレくんの評判がめきめき上昇。10月29日の記者会見でクーペル監督は「ココはこの20日間、背中に問題をかかえているが、頑張ってもらうしかない」と話しました。でも、イジワル記者が「パスクアーレは交替要員以上の力をもっているのでは?」と質問すると、クーペルさんは「パスクアーレはスタメン起用できる選手だ」と答えました。ココ、ピ〜ンチ!
★しか〜し、その後もココはクーペルさんのファーストチョイスであり続けました。11月24日、やっとフル出場できるようになってきたころにめぐってきた第11節ミラノダービー。移籍後初の古巣対決でした。交換トレードされたセードルフがミランで活躍していただけに、ココにはきびしい言葉が飛んでいたようです。記者会見で、セードルフとのトレードついて聞かれたクーペルさん、「ミランには、ココを譲ってくれたことを感謝しているよ」とコメントしてくれました。
(そうだよね。腰痛に苦しんでいたけど、守備は頑張ってました。ココのディフェンスで流れが攻撃に転ずるような場面もたくさんあったのに・・・。クーペルさんはそんなココをちゃんと見てくれていました!)
★ミラノダービー前半、ココは目立ちませんでした。ところが、0-1の1点ビハインドで折り返した後半から別人に! 積極的に前に上がって、巧妙なプレーを見せるココ。ガットゥーゾを牛若丸ジャンプでかわして駆け上がる! ナスダックココだ!
試合は負けてしまって、インテルファン関係のBBSは沈んでいましたが、あちこちで「ココがキレキレだった」「ミラン時代のココだった」という驚きの声が聞かれました。「ココをどう使えばいいか」「ココと相性がよい左サイドはだれか」なんていう議論を見たときは、「やっと・・・」と思ったものです。
★と言いながら、実は、まだスカパーがつながってなかった私(笑・あとで録画をお借りしました)。ユーベ戦もミラン戦も、オフィシャルの文字中継と、ココファンBBSにみんなが書き込んでくれる情報から、試合のようすを想像していました。
12月1日、「復活ココをこの目で見たい!」という願いかなって、ケーブルテレビで生中継された第12節インテルーブレシア戦。私はテレビに貼り付いていました。ココは動きもよく元気です。わくわく。ブレシアの右サイド・ショップを徹底マークするココ。いいぞ! が、前半の半ば、そのショップが走り出そうとするココの足をひっかけたのです。ココは右膝をかかえて倒れました。あー。メディカルスタッフがいっぱい。ビエリも心配して立ち会っています。え? 交替? うそ!
★3週間欠場の膝のケガでした。せっかく調子が戻ってきたのに・・・元気出して〜。遠く離れた国から、ただ祈るしかありませんでした。
[おまけ話]評判ガタ落ちだった10月下旬、突然ココの名前が大きなニュースに現れました。「ココ不倫」・・な、なに? デ・カプリオの彼女のジゼルとデート?! 「僕たちは結婚してないんだから、別にいいんじゃない?」「彼女から声をかけてきたんだ。でも、彼女はカルチョにはまったく興味がなくて、僕の職業を知らなかったよ」「今まで出会った中でとびきりチャーミングな女性だよ」「ステディな関係じゃないんだ。デ・カプリオの彼女だって? ふたりはもう1年以上も会ってないんだから、彼女はフリーだよ」なーーんて言っておりました。おいおい。
 Gisele
(第5話へつづく)
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