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★04-05シーズンの最後、2005年6月15日。ココは、コッパイタリアの決勝戦に召集され、その日は出場しなかったものの、最初の3試合を戦った選手として優勝メダルを受け取りました。みんなといっしょに紙吹雪にまみれ、うれしそうでした。これが、公式の場でインテルのユニを着ているココの最後の姿になるのでしょうか。
★6月24日、自分の状況について沈黙を守ってきたココが、ついに口を開きました。「昨シーズン、マンチーニ監督から理由もなく排除されてきた、1月に移籍を希望したがかなえられなかった。インテルからは、もう戦力に組み入れられることはないと言われている」。うすうすとはわかっていましたが、はっきり本人の口から聞くと、悔しさが伝わってきて、とても悲しい。でも、身体的な問題で起用されなかったわけではないとはっきりして、私は「よし、これからだ!」と気持ちを切り替えることができました。
★7月1日、ココの先輩で親友のボボが、突然、インテルから契約破棄を言い渡され、衝撃が走りました。同時に、インテルはファバッリの控えの左サイドバックとして、ウォメという選手を獲得。インテル大改造計画の始まりでした。・・・なんてシリアスな展開のときに、やっぱりあなたは・・・。その同じ日、ココとモデルのフランチェスカ・ロド嬢がサルディーニャ島でバカンスを楽しんだというゴシップが流れました。ネット上には、例のごとく、ふたりのアツアツの写真が・・・(ロド嬢は、同僚のザネッティくんの元カノ。おいおい)。なんてやつだー。こうしたる〜! 私はプールサイドでイヤホンしてノリノリに踊ってるココの写真をスライドショーにしてBBSにご提供。みんなで笑いました。
★プレシーズントレーニングは7月10日からサルディーニャ島で始まりましたが、ココを含め、マンチーニ監督と不仲が噂された数人の選手は招集されませんでした。もう移籍で活路を見いだすしかないのです。ココには、プレミアリーグのボルトン、ミドルズブラ、エバートン、オランダのアヤックス、国内ではフィオレンティーナが関心をもっていると言われていました。
★7月中旬、エバートンにほぼ決まりというニュースを受け、私はサイトをエバートン色(水色)に変える準備をしていました。ところが、エバートンを出ていった人気左サイドバックが急に里心を起こして戻ると言い出し、おじゃんに。がーーん。そのあと、ココはインテルのブルニコキャンプに参加し、親善試合にも出てインテルファンから「なかなか」とほめられたりしました。が、とうとう7月30日、オフィシャルサイトに「チームを探すために許可を得て合宿を離れた」という奇妙な記事が・・・。普通、選手本人がやらんだろ、就職行脚。ココらしい断固たる行動でした。
★最初の行き先は、オランダのアヤックス。ところが、アヤックスはメディカルテストに合格したココを、「いろいろ調べたが彼は(ケガの)リスクが大きすぎる」と言って交渉を打ち切ったのです。ひどい! ココは間をおかず、今度は、イギリスのニューカッスルに飛びました。8月5日、いきなりネット上にココがニューカッスルのトレーニングウェアを着ている写真が公開され、「彼はもうニューカッスルの選手」と報じられました。びっくり〜。やっほー!と喜んでいたら、まだ試用期間でした。親善試合にも出て、まあまあの評判。監督は、ココをローンで獲得すると明言しました。ところがその後、なぜか交渉は決裂。白黒のユニがやけに似合って、現地でも「ユニ姿がスタイリッシュ」と好評だったのに、本当に残念でした。
★この間、COCO fan boardは、何回も大喜びと大落胆を繰り返し、悪酔い者が続出のジェットコースター状態に。ココはどこへ? もしもチームが決まらなかったら、また1年間干されるのか。もうだめだーっと最後の日を迎えた私たち。前日に、ちらりとリボルノとローマとの交渉が噂になっていましたが、待てども待てどもニュースは流れません。私は疲れて寝てしまいました。夜中の2時に目がさめて、インテルオフィシャルをのぞきに行くと、そこにはココのニュースが・・・。ココの写真もなく、ぽつんと「フランチェスコ・ココはリボルノに1年間のローン」とだけ書かれていました。
★ばんざーい! 助かった・・・私は夜中に鼻水をすすりながらパソコンに向かい、COCO
fan boardにニュースを書き込んだのでした(そう、いつも夜中に涙するのです。時差があるんだもの)。
 
めずらしい白黒ユニ・ココ。
(第16話につづく)
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