第1話 運命の再会

★2002年6月。当時、金髪碧眼の某ハリウッド男優ファンだった私は、「ベッカムのようなイケメンがほかにもいるのか」という不純な動機で、ワールドカップを見ていたかもしれません(汗)。当時、ゴールのあと、キーパーがボールを蹴って、プレーが再開すると信じていた〜。ばしっ。

★「イタリア人って、彫り深すぎ〜。目がみんな影になってるよ」とひやかしながら、水割り片手に見ていた韓国ーイタリア戦。突然、真っ赤な血を流す選手の姿に、目がくぎ付けになりました。
「げげっ、こんなのあり?」と驚いていると、そいつが包帯でぐるぐる捲きになってピッチに戻ってくるではないですか。「交替しないの? なんつー野蛮なスポーツなんだー」と引いたもんです。まさかその選手のファンになってしまうとは、夢にも思わず…。
それにしても、強いと思われたイタリアが思わぬ展開で負けてしまう筋書きと、懸命な選手たちの姿には、ハリウッド映画以上にくるものが…。その前のアイルランドースペイン戦のアイルランドにも心を奪われたけど、そのとき憎らしかったスペインが韓国とやるっつうので、韓国ースペイン戦も夢中で観戦。今度は、PK戦で負け悲嘆にくれる美しい人々(スペイン代表)の姿にガツーンと心を奪われてしまったのです。

★ワールドカップが終わって「もっと見たかったなあ」と思っていたある日、ケーブルテレビの番組表にスペインリーグ・バルセロナ特集の再放送を発見。さっそくチャンネルを合わせると…、あ、プジョールだ。そして、ココ。
ん?ココ?「あのヤバイ人?」「なんでスペインにいるの?」
やっぱり気になる流血野郎。こんなところで見つけちゃうのも何かの縁と、次からはココめあてでバルセロナ特集を見るようになりました。
倉敷アナの、
「ココがホームシックでイタリアに帰りたがっているんですよね。イタリアには家族や友だちがいるって…」
「マンツーマンのディフェンスをきちんとしないと許されないイタリアで育ったココは、こういう自由なサッカーをどう思っているでしょうね」
なんていうココ話に興味をそそられ、インターネットで「フランチェスコ・ココ」を検索したのが、ココ道に迷い込む第一歩となりました。ああ、倉敷さん!

[おまけ話]倉敷さんは、スペインダービーのとき「フィーゴにもれなくココがついてくる」とココのディフェンスをほめてくれましたね。ココのスローインを「あぁ、いいスローイングだ」って言ったり、ココのミスのときも、「身体能力が高い選手はこういうことがあるんですよね」と弁護してくれたりしたそうです。


第2話へつづく)

(02-03)第1話 運命の再会  第2話 期待がいっぱい  第3話 だめだめなココ  第4話 復活の兆し  第5話 クーペルさんの疑念

第6話 月夜に走ったエスプレッソ  第7話 海を渡って届いた「無念」  第8話 1試合だけの復帰  第9話 最高の男!

(03-04)第10話 苦難への誘い  第11話 手術室で奪われた未来  第12話 ここはどん底?

(04-05)第13話 愛されないということ 第14話 飼い殺しの刑  第15話 波乱の就職劇

(05-06)第16話 トスカーナに甦る

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