04.12.15オフィシャル記者会見

Part1「インテルのために無報酬でプレーする」

--調子はどう?
「いいよ。ケガから完全に回復して、やっとインテルのために貢献できる状態になった。フィジカルな問題のために、ずっとベストな状態になれずにいたんだ。また1からスタートするような感じだね」
--日曜日のブレッシャ戦には出場できますか?
「プレーヤーとしてピッチに立つのが待ちきれない。それがブレシア戦かどうかわからない。そうだったら、いいね。ちょっと早いクリスマスプレゼントになるだろう。調子はいいんだ。フォームはできてる。2ヶ月間チームといっしょに練習してきた。すべてはポジティブだよ」
--あなたはディフェンダーだけど、インテルの守備陣はこのところいちばん批判されてますね。今復帰するのは、荷が重いということはない?
「それはまったくない。むしろますます燃えるね。ぼくは前向きに考ええるほうなんだ。解決すべき問題はあるし、チームが最高潮の時期ではないのは確かだ。でも、ここでくじけるわけにはいかない。いくつか調整するべき点があることを自覚しているが、それがさらに大きなモチベーションになり、力になるんだ」
--もう少し早く復帰できるつもりだったのでは?
「試合勘を取り戻すためにはプレーを始めなくてはならないし、とにかく準備ができていることを見せなければならない。時間ととともに調子はつかめる。精神的には100%の状態だ。重要な試合に復帰してプレーできる自信はある。TIMカップのボローニャ戦に出場して、うまくいった。自分の足がどれだけやれるのか試したかったんだけど、テストは合格だった。もうプレーできるんだ」
--クラブとは契約に関して話し合ってますか?
「今は交渉はしていない。1ヶ月半前にすべてのことを決めたよ。ぼくとクラブは、最高の信頼関係で始まった。でも、ぼくの身体的な問題のせいで、いくつかの難しい時期があった。インテルはキャリアの最も困難な時期に、親身になってサポートしてくれたんだ。だから、ぼくはその信頼に応えなくてはならないと思った。そう考えて、契約最終年は無報酬でプレーすることにしたんだ」

Part2「ナンニ・ビショッティに感謝を捧げる」

--ケガのための長期離脱をどうやって乗り越えましたか?
「本当に長くて犠牲だらけのきびしい期間だった。深刻なトラブルをかかえてしまって、それを乗り越えられるかどうか不安だった。やがて、物事がいい方向に動きだし、なんとか着実に回復していくことができたんだ。精神的に辛かった」
--その時に、特に誰が助けになってくれましたか?
「本当にたくさんの人に支えられたことは幸せだった。なんといっても、まず家族だ。でも、誰よりも特別に感謝を捧げなくてはいけない人がいる。それはインテルのアスレチック・トレーナーのナンニ・ビショッティだ。ぼくが失ったものを取り戻す手助けをしてくれた。つまり、回復できるという確信をぼくに取り戻させてくれたんだ」
--ロベルト・マンチーニとの関係は?
「監督と選手の間の普通の関係だよ。シーズン開始からチームといっしょにトレーニングをしてきたし、『ケガ人』ではなく健全なプレーヤーであることをアピールしてきた。普通の落ち着いた関係だ」
--かつて評価されたようなココに戻るために、あなたが1月に他のチームに移る可能性はありますか?
「チームにとどまって、チームメイトとポジションを競い合うつもりだ。1月に移籍するつもりはないし、シーズン後半には新しい道を切り開いていけるよう頑張りたい。インテルで自分のプレーを活かせることは確かなんだ。これまでも望んだときは、いつもうまくいったし、いい結果を出してきた。今度もうまく行くと思っているよ」

Part3「ミラン復帰を断ったとき・・」

--公式戦に復帰するスケジュールについて、ロベルト・マンチーニと話し合ってきましたか?
「マンチーニはいつもオープンだよ。ぼくがトレーニングを頑張ってるとも、だんだんよくなっているとも言ってくれている。チャンスが近いことも明らかにしてくれた。ぼくはそれを待っている。いつになるかは、ぼく次第だ」
--インテルとの契約はいつまでですか?
「2008年までだったけど、前にも言ったように、契約を1年間延長したんだ。最後の年は無償でプレーするだろう。だから、2009年までインテルにいる。クラブはいつもぼくに親身になってくれて、信頼してくれた。だから、これを決めたんだ。インテルとはずっと最高にいい関係なんだ」
--マッシモ・モラッティを少しばかり怒らせてしまったシエナ戦の守備のミスをどう思いますか?
「得点にしろ失点にしろ、それは常にチームの功績であり責任であるはずだよ。1人のストライカーの特別な働きによるものでない限りはね。これまでの引き分けは、苦しい時間の連続だった。シーズンが始まるときに13試合で12引き分けるなんて知っていたら、こんなふうにはできなかっただろう。でも、そうなってしまった。ぼくたちは今、貴重な勝ち点を落としてしまった不注意なミスの原因を変えようとしているし、何がうまくいかないのか理解しようとしているんだ。今年はたくさんの変化があったから、うまくいくためには時間が必要だ。今年はぼくたちにとって「移行」の年なんだ。まず土台を築かなくてはならない。そして、そうすれば、打ち勝って、もっといいプロジェクトを打ち立てることができる」
--これまであなたがいっしょにやってきた監督と比べて、マンチーニは守備面であなたに特別に何か要求しますか?
「守備に不注意なミスがあったら、それは練習方法や監督でどうにかなるものではない。してはいけないミスをぼくたちがしているんだ。今シーズン開始の時期、チームの組織づくりという点から見て、すばらしい場面も見せてきた。とても不運だったこともあったし、楽に勝てる試合で引き分けてきたりもした。繰り返しになるけど、チームのまとまりをつくらなくてはならない。マンチーニは新しい考えを持ってやってきて、新しい選手たちも加わった。すべてをいっぺんにやるのは簡単なことじゃない。特に勝利が最優先となっている空気の中ではなおさらだ」
--あなたはセードルフとのトレードでインテルにきましたね。
「うん。だけど、そのときバルセロナでプレーしていて、ミランに戻るのは断ったんだ」
--すると、昨日Paolo Berlusconiがインテルとミランの間のトレードについて言ったジョークには気を悪くしてないんですね?
「ぜんぜん。比べたことはないよ。彼がぼくの名前を言ったわけじゃないから、気分を悪くしたりしてない。もしも彼が十分に説明しなかった何かを意味していたとしても、それはジョークだって考えるだけさ。バルセロナにいるとき、僕はミランに戻ると考えられていた。でも、その前にインテルと交渉していたから戻りたくなかった。インテルでプレーしたいと思ったんだ。ミランで育ったけれど、まったく迷いなくインテルを選んだ。何か、心の中に感じるものがあったんだ。インテルには、本当は2年早くこれていたかもしれない。インテルはぼくの運命の一部で、なんとしてもここにきたかった。もうミランでは意欲をもてなくなっていて、自分を変えたかったんだ」
--その決定を後悔したことはない?
「ない。ぼくは自分の決めたことを後悔しない。それは、自分に背くような決定をしないからでもあるんだ。物事がうまくいっても、うまくいかなくても、一度も後悔したことはないよ」

*ベルルスコーニの発言:インテルがミランによい人材をくれて感謝している。来季はミランのプリマべーラとアドリアーノを交換してもいい、とか言った(ココはミランプリマべーラ育ちなので、ココとセードルフのトレードを揶揄したと言われた)

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